代表の過去について

僕は子どもの頃、静かな少年でした。
泣き虫で、内気で、人の後ろに隠れるような子ども。
世界はいつも少しだけ大きくて、少しだけ怖く感じていました。

そんな僕の人生が少し動き始めたのは、野球と出会ったときです。
白いボールを追いかける毎日の中で、僕は少しずつ強くなっていきました。
逃げないこと。踏み出すこと。仲間と戦うこと。
野球は僕に小さな勇気を教えてくれました。

時が流れ、社会人になりました。
新卒でホワイト企業に入りましたが、そこで待っていたのは理想とはほど遠い現実でした。
うまくいかない人間関係。
そして手取り13万円という現実。

「このままでいいのか。」

何度も自分に問い続けました。
でも心のどこかで分かっていました。
人生は誰かが変えてくれるものじゃない。

――変えるのは、自分だ。

そう思って僕は決断しました。
安定を手放して未知の世界へ踏み出すことを。

思い切って転職。
そしてその先に僕が選んだのは起業でした。
軽貨物ドライバーとして自分の力で生きていく道です。

もちろん楽な道ではありません。
それでもハンドルを握るたびに思い出します。
あの日、野球を通じてグラウンドで学んだことを。

逃げないこと。
踏み出すこと。

そしていま、僕は少しずつ見つけています。
ストレスに縛られない働き方。
経済的に困らない生活。
誰かの期待ではなく、自分の人生を生きる毎日を。

これは特別な英雄の物語ではありません。

泣き虫で内気だった僕が、
自分の人生のハンドルを握った――ただそれだけの話です。

でもあの一歩が、
僕の人生で一番大きな冒険だったと思っています。